文系の公務員試験の勉強方法 8ヶ月の勉強で筆記合格
私は去年公務員試験の勉強をしておりました。元々の学力は関西の有名マンモス私立大学(これでわかるかなw)の経営学部卒なので全然大したことありません。公募推薦で英語の勉強 と古典だけで受かったのでw基礎学力はFランと大差ないです。笑
- 勉強前の実力
- 勉強方法
- 公務員試験の科目
- 専門試験は法律重視で!
- 法律系の勉強の順番
- 政治学・行政学・財政学は試験種ごとに
- 刑法、労働法、国際関係、経営学、社会学は選択性が多いのでほどほどに
- 私の去年の国家一般試験
- 国家一般は筆記試験さえ受かれば内定は出やすい
- 国家一般で他の内定がないのに辞退は危険!
- 最後に
- 公務員試験の日程などはこむいんで要チェック!
勉強前の実力
初めて受けた無勉の模試は教養7問、専門4問しかなく確率以下の成績でした。ですが、約半年間の勉強で県職員、市役所、学校事務は筆記試験を合格することができました。
勉強方法
TACという予備校にいっておりました。そこの勉強方法通りにまず、
①授業のDVDを見る(2倍速で見るのがオススメ!)
②見終わったらその範囲の過去問をやる
③理解できたらあとは過去問ループ
ここのいいところはDVD学習なので好きな時に自分のペースでできるのが1番良かったです。以前落ちた先輩は違う予備校で黒板の板書を写す学校の授業スタイル。先輩は周りとも馴染めず勉強を頭に入らなくて行かなくなったそうです。予備校選びも大事です。DVDもわかりやすいプロの先生がいるので安心です。科目によってはダメな先生もいますがそこは自力でレジュメみて頑張る!
公務員試験の科目
必要科目に下線を引きました。
・教養試験
文章理解
数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈
自然科学(化学、生物、地学)、人文科学(日本史、世界史、地理、思想、文芸)
時事問題
・専門試験
憲法、民法、行政法、
ミクロ経済、マクロ経済、財政学、経済事情
政治学、行政学、社会政策、
労働法、刑法、国際関係、経営学、社会学、
こんな感じになるのですが、今日は専門試験について書きますね。
専門試験は法律重視で!
専門試験に関しては上から順に大事です。憲法、民法、行政法はどこの試験にも出てくるし文系なら絶対落とせないところなのでしっかり勉強しましょう。やれば伸びる科目です。
法律系の勉強の順番
憲法→民法→行政法でやってください。
憲法の基礎があって民法があり、民法の行政版が行政法なので覚えやすいです。ミクロ・マクロ経済に関しては文系上がりは捨て教科にしている人もいます。経済系は私も何周も過去問やりましたが、本番になると、5問中2問くらいしか合わなかったので捨てて法律系をもっと極めればよかったなと思いました。
微分が出てくるのですが、計算はそんなに難しくないのですが、「これはなにを求めているのか?」がわからず、ちょっと応用になるとすぐ間違えていたので国家一般レベルを目指されている方はちょっとひねった問題が多いので苦手なら捨ててもいいレベルだと思います。経済系を捨てても受かっている人はいっぱいいます。
得意な人を引っ掛けようとしてる問題なんか苦手な人は解けませんからw
あえて勉強するなら、ミクロ→マクロの順番でやってください。
政治学・行政学・財政学は試験種ごとに
難易度が全然違います。
特徴として毎年国家一般は政治学が難しいです。ただ、地方上級の市役所や県庁などは簡単だったりしました。行政学はそんなにどの試験種も大差ないです。覚えていれば取れるのでしっかりやっておくとよいでしょう。
財政学は2問は簡単、残りの経済事情3問は難しいといった感じです。財政学は社会政策にも絡んだり時事問題とも絡むのでコスパがいい科目なので是非勉強してください。国家予算わかるだけで外せる選択肢とかもあったり範囲自体もあまり多くないです。
政治学・行政学は、世界史・日本史にも絡んできて知識が深まるところです。なので勉強するコスパもいいのでぜひここは点数にしたいところです。
刑法、労働法、国際関係、経営学、社会学は選択性が多いのでほどほどに
地方上級メインで受ける方はやるべきですが、他の科目と比べて重要度は劣ります。理由は地方上級でも出るのは、2問くらいです。他の科目は他の科目と繋がったりしますがこのへんは国際関係以外あまり関連性がないので少しコスパ悪いです。ですが内容もそんなに難しくないので、時間のある方で受ける試験に出るならやっておきましょう。
ただ、他の法律関係をやらずにこちらをやると落ちた時に違う試験にはでないということがあるので、あまり気張らずやってください。他に比べて簡単だからとこればかりしていると痛い目にあいます。友達は経営学を完璧にしたのに受ける試験には出ないという知らせを聞いて絶望していました。笑
ちなみに、国際関係は世界史・日本史を勉強していると結構わかることがあります。NATOとかワルシャワ条約機構ですね。世界史、日本史はコスパの悪い科目ですが、この辺の理解が深まると全ての勉強がつながっていく感覚が得られます。問題数も少なくはないので理系科目を捨てるならやったほうがいいです。覚えるだけですから!
専門は大体25問以上あれば合格圏だと思うので目安ですが、
国家一般なら
法律16問以上(憲法5問、民法10問、行政法5問)
政治・行政6問以上(政治学5問、行政学5問)
財政2問以上(財政学・経済事情)
2問以上・(選択で簡単そうなもの5問)
これで一応専門科目合格圏内だと思います。国家一般は専門試験の点数に傾斜がかかるので教養試験より気合入れてください。
私の去年の国家一般試験
私は試験当日、時計を忘れて全く集中できませんでしたw試験開始ギリギリまで教科書を見て化学の結合を見ていて、ドンピシャで来た!と思ったら普通に間違えてましたw得意の政治学も難易度激高でまさかの正解0!ミクロ・マクロ経済もこれならできると思い8問くらい取れた実感があったのにまさかの計算ミスで4問落とす。
なんで計算ミスの選択肢がこんなにあるねん!見事にハマってしまいました。そして見事に落ちていましたよ。笑
教養はそこそこ取れていたので政治学さえいつも通り取れていれば受かっても良かったんですけどね!(強がりw)
国家一般は筆記試験さえ受かれば内定は出やすい
筆記試験が受かると、ほぼ安泰だと思っていいです。国家一般は転勤があるので公務員目指している人にはあまり人気がありません。なので筆記試験に受かると、まずほぼ通ると言われる全体の人事面接をして、それに合格すると、労働局やいろんなところから成績で上から順番に電話が来て、「来ませんか?」的な勧誘が来るようになるそうです。その後、説明会兼面接を何度か繰り返し内定していく感じです。俺もこうなりたかったなー笑
知り合いで、国家一般に受かったのに次の年も予備校で浪人してるのは辞退した人くらいでした。
筆記合格→人事面接合格→行きたいところ別の説明会兼面接合格→内定
国家一般で他の内定がないのに辞退は危険!
噂レベルですが、受かったのに辞退すると次の年から一気に面接で受からなくなるらしいです。辞退するときは他に行く場所が決まってからにすることをお勧めします。
ほぼ通る全体試験すら通らなくなるとか・・・。
なにか闇の力を感じますねw笑い事ではないですが・・・
最後に
人それぞれ公務員試験の攻略方法は違いますが、私のような文系の人は数的処理やミクロ・マクロに固執しすぎずわからないところはどんどん切っていくことも大切です。文系科目は覚えることも増えますが、勉強していると、知識が線になってどんどん繋がってくるし覚えたことでニュースがしっかり理解できたり、会話も広がるのであきらめず楽しんで勉強してください。楽しくないと続かないんで!
あとあまり周りを気にしすぎないようにしてください。予備校に、
周りを気にしすぎ+プライド高すぎ
の人がいて頭もよかったのに、もっと頭のいいやつと張り合おうとして毎回負けては嫌味を言って周りにも嫌われて、グループにもいづらくなり、志望を行政から警察に変更したバカがいます。言いたいのは、勉強ばかりしていると、頭おかしくなって視野も狭くなり、性格も歪んでしまうこともあるって事です。
公務員試験は6、7割の問解ければいいんです。それよりできる人がいても2人とも合格なので仲間で楽しくやることが1番の合格の近道だと思います。
私のように試験に受かっても最終面接で落ちたアホもいます。笑
落ちてもその後に笑って飲み合える仲間ができたので私は公務員目指してTACに入って良かったと思っています。これから公務員目指す人も仲間を作って頑張ってください!
公務員試験の日程などはこむいんで要チェック!
全国の無名な地域や出先機関までいっぱいあります。
公務員試験の勉強ばかりで暇だから目覚めた美意識www